地盤技術に関する考え方やプログラムの紹介

No.1; 一次元圧密解析における二次圧密モデルの比較

一次元圧密沈下は、伝統的に一次・二次圧縮成分に分割・検討されている.一次元圧密沈下は、一定荷重 下でほぼ無限に継続するが、一次圧縮成分は一次圧密終了時、最終的な極限沈下量に到達する.  二次圧密は、一次圧密終了後に顕著であるが、一次圧密期間中にも発生していると推測されている.一次 圧密終了後に観測される二次圧密は、時間の対数に対してプロットされると概略直線関係になる.  二次圧密土モデルのいくつかは、有効応力と時間の関数として表現されるが、時間原点 (time origin)が 定義されねばならない場合、これらのモデルは、主要な困難と遭遇することが指摘されている.そしてこの 困難は、ユニークな応力・ひずみ・ひずみ速度関係でのみ克服しうるとされている(Leroueilら1985).二次 圧密の時間原点を決定する困難性を避けるため、二次圧密の継続時間を示す ”参考時間(reference time) の概念” の導入も提案されているが、これら研究の二次圧密に関する議論は疑わしい (Yinら1996) . 何故ならば、慣用的圧密試験では一次・二次圧密から構成される全圧縮量のみを、ダイヤルゲージで読み 取ることができる.そして全圧縮量から一次圧密中の二次圧密量を分離測定することは困難である.そのた め、一次圧密中の二次圧密挙動は,実験事実により完全には解明されていない.実験事実によって明らかに 出来ない時間原点以降、一次圧密中の二次圧密挙動に関し、必要以上に厳密性を議論しても意味がない.  この報告は、差分法による圧密解析により、一次圧密中に発生していると推測される二次圧密に関する仮 定が、圧密量時間曲線に及ぼす影響を検討している.

詳細は、資料とプログラムを参考にして下さい. 資料 No.1 プログラム No.1

No.2; バーチカルドレーン打設節地盤の二次圧密を考慮した一次元圧密解析

一次圧密中の二次圧密挙動は、実験により確認できない.測定する全圧密量から一次・二次圧密量を分 離できないからである.弾粘塑性理論に基づく精緻な構成式も一次圧密中の二次圧密挙動は?仮定されたも のである.二次圧密に関するひずみ速度モデルの初期速度は、最大排水距離によらず一定値10<SUP>−6<SUP> (1/day)に設定されることが多い.しかし、その仮定は計算結果に大きく影響する( 竜田他 2003 ).  この報告は、一次圧密中の二次圧密挙動を仮定する初期二次圧密速度と最大排水距離の関係を検討する. 標準圧密試験やバーチカルドレーンを打設した地盤の最大排水距離と全圧密量時間曲線を適切に再現しう る初期二次圧密速度の仮定について調べた.

詳細は、資料とプログラムを参考にして下さい. 資料 No.2 プログラム No.2